死ぬということ

自分の死について考えたことはありますか?多くの方は無いと思います。
私は母の死に遭遇したのがきっかけで、自分の死について考える機会を持つことができました。自分が死んだ時、残された家族の為に自分の意思を明確にしておくことの重要性を感じました。遺言書で残しておければ1番確実だとは思いますが、普段から口頭でも伝えておくだけでも充分だと思っています。

母は生前、『もし自分が死んだら、こういう風にして欲しい』ということをよく言っていました。病気になって死という言葉がチラついたから・・ではなく、普段の会話の中でそういうことを言っていました。そして、その事は母の死後、残された私たちの道標となりました。
母の言っていた具体的な内容ですが、『葬儀は身内でこじんまりと』『生花でいっぱいに華やかにして欲しい』『遺影はスナップ写真風に』『お墓の場所は○○が良い』などでした。

闘病生活は長期に渡りましたが、母の死は突然にやってきました。心の準備など全く出来ていませんでした。母を亡くしたショックで頭が回らなくなっていましたが、母の言葉を思い出し、その通りに進めていくことで残された私たちは大いに助けられたし、母の望みを叶えてあげることもできました。

最近では生前葬や生前に自分の葬儀を予約しておくこともできるそうですね。私には、そこまで準備しておく自信はありませんが、愛する家族の負担を軽くするという意味で良いことだと思っています。
仮にそこまでできなくても、最低限、自分の希望を手紙や口頭で伝えておく、これはしておきたいと思っています。

(2007年12月)

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